日々の記録
「心のお医者さんに一度診てもらったほうがいいのでは?」と何人かの知人に言われた。心のお医者さん、ではないが、カウンセラーには今まで4回お世話になったことがある。私はその経験から、医者にかかればなにもかも解決する訳じゃないことを知っているので…
昨日は通っていた講座の修了式だった。くしくも、仕事も一つの節目を迎えた日で、想像以上に自分が関わってきたことの大きさに振り回された。荷物一つおろすのもくたびれる。 夏ドラマは『朝顔』に存外はまった。監察医の朝顔と刑事である父、そして恋人が事…
「アバラスド旅行記」は私が小説家をめざす普通の女の子でいた最後期の作品。たしか、初稿を書き上げたのは24才ぐらいの頃だったと思う。 それから10年以上の時を経て、プロットは右に左に変遷してきた。その経緯とともに、いまはどこをめざす作品になってい…
レポートが遅くなってしまいましたが、第一回文学フリマ金沢に参加したときのこと。 私は新刊『廃屋』、既刊『コトダマミクジ 平成二十六年 完全版』、『野原X』、『オールフィッシュエクスプレス』持参で向かいました。 新刊はここ数年で書いた、一番作品ら…
金沢文学フリマ、深森花苑出展します。ブースは「う-19」です。今回は新刊が出ます!「廃屋」300円最愛の妻の亡き後、写真家はまだ現像されていないフィルムを発見する。そこに写っていたのはーー。今と過去を行きつ帰りつしながら、問う一人の人間の存在の…
昨年は、プライベートで激動の一年となりました。 そんなわけで、今年の年賀状は新しく、創造に満ちた出発ができるように、という思いをこめてこんな年賀状にしました。 お話の頭文字をつなげると「初春のお祝いを申しあげます」の文字が現れます。 内容は「…