第十九回文学フリマ(2014年11月24日)ご来場いただきありがとうございました!
文フリの後、しばらくバタバタしておりまして、ご来場いただいたお礼ができずにおりました。遅くなってごめんなさい。第十九回文学フリマにお越しいただいた皆様、とりわけ当ブースをのぞきに来てくださった皆様、本当にありがとうございました。
今回は既刊のみの発売でしたが、タロットを使って『コトダマミクジ 平成二十六年 完全版』の使い方実演的なことをしたり、『文学フリマガイドブック』に掲載があったり(といっても、自己推薦だけどねっ)と、ちょいちょい新しい部分があっての参加でした。実演もあったので、一人ひとりのお客さんとじっくり話せたのが良かったな。
原稿から組版、製本、そして販売まですべて一人でまかなうボッチサークルなもんで、「小説家になろう」公式生放送が始まって人足まばらになった時間にあわただしく気になる小説を買いにいきました。いつもは見本誌コーナーの本をすべて初めの1ページ目のところに目を通してみて、欲しい本を決めるのですが(だから、サークル参加していないときにしか文フリで本買えない)今回は幻想小説およびファンタジー中心にばばばっと直感でいくつか買いました。一覧はこちら。
『-メビウス戦記シリーズ- ここがソノラマなら、きみはコバルト』黒羊2D
いつもお客さんとしてお世話になっている荻窪ベルベットサンの文庫。
『町外れの再生師』硝子
紙がなくなり、本も消え去った魔法の世界のお話。再生紙、ならぬ再生師が活躍するそうな。
『破滅派 No.010』
テーマは「わかれ」。
『腐れ街の蛇』密丸
架空の都市が舞台のファンタジーだそうです。
『糸雨の残躯 / 歌う繭』篠崎琴子 / 八坂はるの
植物と人間の間に生まれた子、という設定に惹かれて買いました。
『寸志』河村塔王
1~2行の原稿用紙に書かれたさまざまな小説から抜粋されたセリフのみでコラージュされた小説。
『幻想銀座 vol.2』羽根川牧人/吉田岡/Rootport
お隣さん(右側)のブース。魔法系から日常系まで設定さまざまなお話が楽しめそう。
『悪魔の教科書』
著者名がわからずでした。ごめんなさい。お隣さん(左側)のブース。フォントの大きさがリアルに教科書っぽいです。
『十六夜 夏号』『十六夜 秋号』横浜市立大学文芸部
献本いただきました。ボリュームたっぷりです。うらやましい。
感想はまた後日・・・アップできたらいいな。
今回強く感じたのは全部一人でやるって、本当に大変ということ。既刊のみでも大変さはそれほど変わりなくてバタバタしてしまった。これじゃ作品制作に時間はそうかけられないわけで。いろいろ疑問に感じてきました。というわけで。
…お客様の中に私と幻想小説を書いてくれる方はいらっしゃいませんかー!
(『お客様の中にお医者様はいらっしゃいませんかー!』っていうので小説家が呼ばれるシチュエーションってない、という話を昔ツイッタ―でしたことあったけど、いまですよ!いま!)
次回の文学フリマ@金沢はぜひ参加したいと思っております。またお会いしましょう。