フェンスに揺れるスカート

深森花苑のブログです。

東京ゲームショー2018レポート(海外ゲーム)

企業からインディーズ、学校などゲームにまつわるあらゆるものが集まる東京ゲームショー。そのなかで、なにを見るかも迷うところですが「この機会じゃないと会うのが難しいだろう」と、海外ゲームのブースを中心に巡ってきました。

 

■luna(hall 10 W31 FUNOMENA)

今回、自分が遊んだなかではこれが一番楽しかったです。

VRのパズルゲームのような感じなのですが、とにかくグラフィックが美しいです。

 

Luna - VR Launch Trailer - YouTube

 

宇宙空間のようなところから始まるんですが背景のはずの星空眺めてるだけでも満足できます。会社帰ってから数十分これ起動してぼーっとしてたい……。プラネタリウムいらないわ。

 

動画だと、よくあるローポリゴンのゲームっぽく見えるかもしれません。が、なにかが違う……。理由を考えた結果、このゲームは奥行きの感じ方がほかのゲームと違うという結論にいたりました。手を動かした分の距離がゲームのなかに存在していることがわかるというか。

VRゲームいくつか今までやってきましたが、これほどその場に「いる」感覚がしたゲームは初めてでした。

小さい頃に入ってみたかった絵本の世界に入ってしまえるよう。

 

うーん、違いは本当に奥行き、なのか。ほかのVRとなにが違うのか、わかる方に詳しく解説してほしい……。

 

PC版はすでに配信中で、今秋にPSでも遊べるようになるとのこと。

 

 

■陽春白雪ーLyricaー(hall 9 B32 RNOVO Studio)

4Gamerさんのこちらの記事を読んで興味を持ち、遊んできました。

[TGS 2018]えっ,漢詩×音楽ゲームって? 台湾発のスマホアプリ「陽春白雪 -Lyrica-」をプレイしてみた - 4Gamer.net

 

漢詩×音楽ゲームという異色の組み合わせ。中国語がまったくわからないのでゲーム中に出てくる漢詩が音楽の歌詞なのかどうかすらわからない……。

ただ、文学がこういう形でゲームに絡んでくるのはおもしろいな、と思いました。中国語の勉強にもなりそう。

 

2018年配信予定だそうです。

 

 

■Harold HALIBUT(hall 7 C07 Slow Bros.)

ドイツパビリオンにいた案内役のお兄さんに教えてもらった制作過程がすさまじかったゲーム。

モデリングだ、VRoidだ、といっているこの時代に、すべてハンドメイドで模型を作り、3Dスキャンしてゲームに使用しているそうです。ブースにも使用した人形が展示されてました。……労力を考えただけで卒倒しそう。(実際、リリースまでに7年かかったらしいです)

 

現場では、お兄さんに「質感が生々しいでしょ!?」と聞かれても、違いのわからない女なので曖昧な返事しかできませんでした。でも、こちらのトレーラー映像見ると、たしかにポリゴンでは出ない質感になってますね。

 

Harold Halibut - Game Trailer - YouTube

 

 

 

 

以上、東京ゲームショーの気になった海外ゲームレポートでした。